こんにちは。ねぎとろ(twitter:@negimiso052)です。先日心療内科に行ったら適応障害と診断されました。
適応障害ってなに?
どうやって治療していくんだろう?
そんなことを調べてまとめてみました。
適応障害とは
たれでも仕事や友人関係、家族関係などで思い通りにならなくて、ストレスに感じることはあると思います。イライラしたり、悲しみや憂鬱になったり、自暴自棄になったりすることはだれにでもよくあることです。
適応障害とは、そういった社会上のストレスに対する反応が、強く現れ、仕事上、学業上、家庭内の生活が著しく障害された状態です。
適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。そういった場合は、カウンセリングを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.html
- 怒りが抑えられなく自傷行為、モノにあたるなどしてしまう。
- 他人のちょっとした一言が気になっていつまでも考え込んでしまう。
- 話すと涙が出たり、怒りで声が震えることがあるのでなるべく話さないようにしている。
- 眠りが浅くなった。
私の場合は上記のような症状がありました。
また普通のうつ病と違うところとしては、休みの日には憂鬱な気分が少し良くなり、外出や趣味を楽しめるのが適応障害の特徴です。
ストレス元から離れると症状が改善されるようです。
ただ、そのまま放置するとうつ病に発展してしまうこともあります。
適切な治療を受けることが必要です。
診断基準は?
- DSM-5による診断基準は、以下のようである。
- 明らかなストレス因子があり、それが生じた3カ月以内に症状が出現している
- 症状が通常予測されるよりも強い苦痛を与え社会的・職業的機能に障害を与えている
- 他の精神疾患の診断基準を満たしていない、そしてすでに存在している精神疾患の単なる悪化ではない
- 死別反応ではない
- 因子が消失した6カ月以内に症状は改善する
※DSMとは精神障害の分類のための共通言語と標準的な基準を提示するもので、アメリカ精神医学会によって出版された書籍のこと
適応障害の治療は?
適応障害の治療は、まずストレス原因の除去です。
特に職場がストレスの原因である場合は、ひとまず休職して様子を見ます。
自宅療養をするだけでも症状の改善が認められることも多いため薬の使用はなるべく最小限にとどめて、環境の調整を行います。
ストレス状況が改善しない場合には、うつ病に発展する恐れがあるので注意が必要です。早い段階で周囲の人に支援を求めることが重要です。
診断基準にもあるように、6か月以内に症状が改善することがほとんどです。
あせらずに、のんびり過ごしましょう。